質問紙
日本語版
English Version

医療関係者・行政・支援者の皆さん!

気づいていますか?

見えていますか?

感じていますか?

あなたの目の前にいる女性の本当の痛みやつらさを


IPV(DV)がもたらす女性や子どもの心身への影響を


ごあいさつ

IPV(DV)は、被害者自身も気づいていないことがあり、たとえ気づいていても他者に説明するのが難しいのが現状です。
そのため、医療関係者・行政担当者にとって、被害の認識・発見・把握がとても難しく、潜在的にIPV(DV)被害者が多く存在することが考えられます。
そこで、被害の測定と暴力の可視化ができる尺度の必要性から本尺度(DS-IPV)は生まれました。
本尺度を活用して、ひとりでも多くのIPV(DV)被害者が救われることを願っています。

DS-IPVの開発者

新城 正紀 Shinjo Masaki
公認心理師
博士(医学)
沖縄大学 名誉教授
【専門分野】 公衆衛生学・疫学

IPV被害者には、自らが受けている暴力を暴力と認識できない、 暴力の説明ができず被害を訴えることができない、または被害を 訴える人や機関を知らない人々がいるのが現状です。 一方、パートナーからの暴力は、エスカレートする特徴があること から、本人および周囲の人々が暴力(IPV)を早期発見し、適切に 対応することが求められています。 そこで、科学的根拠に基づいたIPV被害者発見・被害程度の把握は、 IPVの問題解決のために最も重要な要素であると考えました。 精神的・心理的暴力を可視化する適切な尺度が国際的にも検 索できなかったという経緯も踏まえ、 我々は2014年に「IPV被害者発見尺度 Detection Scale for Intimate Partner Violence (DS-IPV)」の開発を試みました。 DV被害者発見尺度(DS-IPV)は、「DV(暴力)」を発見し、被害を把握するために利用できるので、 被害者と支援者が暴力と被害を客観的に確認して、適切な対応と連携のために、各現場で役立てて欲しいと願っています。

【参考文献】
  • Masaki Shinjo, et al. Development of an early detection scale for intimate partner violence to occur in relationships under power and control. Japan Journal of Nursing Science, 2020. DOI: 10.1111/jjns.12369

【謝辞および関連する研究】
  • 本研究は、日本学術振興会科研費の助成を受けたものである。

    研究代表者:新城正紀
    1)研究課題名: 汎用性のあるドメスティック・バイオレンス被害者早期発見尺の開発、課題番号「25463507」 平成25~27年度 基盤 研究(C)
    2)研究課題名: IPV被害者発見尺度(DS-IPV)の有効性および有用性の検討、課題番号「16K12107」 平成28年度~30年度 基盤研 究(C)
    3)研究課題: DVスクリーニングできるIPV被害者発見尺度の実用化の検討、課題番号「20K10929」 令和2年度~令和4年度 基盤研 究(C)
    4)研究課題: IPV被害者発見尺度によるIPV被害者スクリーニングと心理的アセスメントへの活用、課題番号「23K10149」 令和5年度~ 令和7年度 基盤研究(C)
    研究代表者:井上松代
    1)研究課題名: 病院における潜在的および顕在的DV被害女性への看護実践能力向上プログラムの開発 課題番号「24593396」 平 成24年度~平成26年度 基盤研究(C)
    2)研究課題名: 臨床看護職者のDV被害女性への対応に関する教育的介入プログラムの開発、課題番号「15K11674」 平成27年度~ 平成29年度 基盤研究(C)
    3)研究課題名: DV被害女性のスクリーニングおよび対応についての看護実践とその評価、 課題番号「18K10438」 平成30年 度~令 和2年度 基盤研究(C)
    研究代表者:赤嶺伊都子
    1)研究課題名: IPV被害女性における生活習慣病の発症およびリスク要因の解明と看護実践への応用、課題番号「21K10945」 令和3 年度~令和5年度 基盤研究(C)

心理支援

一般者・専門職者向けに、心理支援をしています。お気軽にお声がけください!

現在準備中です。
現在準備中です。
現在準備中です。
現在準備中です。

1)パートナーとの関係で悩んでいる方へ
心理カウンセリングを受けてみませんか
 心理カウンセラーは、あなたの悩みごとや困りごと(パートナーとの関係性)を聴いて、あなたが抱えている心の悩みや困りごとについて一緒に考え、問題解決のお手伝いをしてくれます。
2)親密なパートナーからの暴力被害発見尺度(DS-IPV)の合計点数が28以上の方は、パートナーとの関係に課題があると考えられます。最寄りの相談機関や医療機関(心療内科など)にご相談されることをおすすめします。
3)DS-IPVの得点について、気になる方は「お問い合わせフォーム」をご利用ください。

現在準備中です。
現在準備中です。
現在準備中です。
現在準備中です。

1)パートナーとの悩みや困りごとで来談されたクライアントに、親密なパートナーからの暴力被害発見尺度(DS-IPV)をご活用いただき、合計点数が28以上の方についてはパートナーからIPVを受けている可能性があります。
2)親密なパートナーからの暴力(IPV)により、健康の問題が生じます。
・被害女性の健康(身体、精神およびリプロダクティブヘルス)へ重大な影響をもたらすDavidson & Golembeski, 2014)
・被害女性の主な健康問題には外傷、慢性痛、消化器と婦人科疾患、性感染症、うつやPTSDがある(Campbell, 2002)
・世界的な調査では妊婦の3~13%にIPVがある(Campbell, 2002)
・日本を含めた世界10カ国の調査結果では、 IPV被害女性は、IPVの無い女性に比べて、感情の障害、自殺念慮、自殺企図が有意に高かった(Ellsberg, Jansen, Heise, Watts,amp; Garcia-Moreno, 2008)
3)IPV被害者は潜在していることが多いことから、DS-IPVによる早期発見と適切な対応が必要です。

よくある質問

  • DVとIPVについて
    • DVは、何の略でどういう意味ですか?
      DVは、「Domestic Violence」の略で、家庭内暴力のことをあらわします。
    • IPVは、何の略でどういう意味ですか?
      IPVは、「Intimate Partner Violence (国際的に広く使用)」の略で、親密なパートナー間で起こる暴力のことをあらわします。
    • DVとIPVの違いはなんですか?
      DVは、家庭内暴力全般を指すのに対し、IPVは、親密な(性的関係がある、あった)パートナー間での暴力のことを指します。
      ※本ホームページでは、IPVとDVの用語どちらも同様の意味として用います。
    • IPVの特徴にはどのようなものがありますか?
      IPVには、以下のような特徴があります。
      1.社会経済、宗教や文化の違いに関係なくどんなところでも起こる
      2.世界的に被害者の多くは女性である(WHO & Pan American Health Organization, 2012)
      3.暴力にはサイクルがあり被害者は逃げることが難しい。(Walker, 1979)
      4.人権問題としての認識は高まった、人に言えない、恥ずべきこと、隠しておくものなどと思われている(Davidson & Golembeski, 2014)
    • IPV被害者にはどのような影響がありますか?
      IPV被害者には以下のような影響がみられます。
      1.被害女性の健康(身体、精神およびリプロダクティブヘルス)へ重大な影響をもたらす。(Davidson & Golembeski, 2014)
      2.被害女性の主な健康問題には「外傷」「慢性痛」「消火器と婦人科疾患」「性感染症」「うつやPTSD」がある。(Campbell, 2002)
      3.世界的な調査では妊婦の3~13%にIPVがある。(Cambell, 2002)
      4.日本を含めた世界10カ国の調査結果では、IPV被害女性は、IPVのない女性に比べて、感情の障害、自殺念慮、自殺企図が優位に高かった。(Ellsberg, Jansen, Heise, Watts, & Garcia-Moreno, 2008)
  • DS-IPVについて
    • DS-IPVは、何の略でどういう意味ですか?
      DS-IPVは、「Detection Scale for Intimate Partner Violence」の略で、
      「親密なパートナーからの暴力被害者発見尺度」という意味です。
      ※本ホームページでは、「親密なパートナーからの暴力(Intimate Partner Violence)」=「IPV」とし、「IPV被害者発見尺度」としています。
    • DS-IPVは、具体的にどのような尺度ですか?
      DS-IPVは、パートナーとの日常生活における関係性を、質問形式で点数化し、その数値からIPV(DV)被害の有無や被害の程度、傾向を発見するものです。
    • DS-IPVは、なぜ開発されたのですか?
      IPV(DV)被害者には、自らが受けている暴力を暴力と認識できない、暴力の説明ができず被害を訴えることができない、または被害を訴える人や機関を知らない人々がいるのが現状です。
      その一方で、パートナーからの暴力は、エスカレートする特徴があることから、本人および周囲の人々が暴力(IPV)を早期発見し、適切に対応することが求められていると考えました。
      そこで、科学的根拠に基づいたIPV被害者発見、被害程度の把握とIPV問題解決のために、DS-IPV(IPV被害者発見尺度)を開発しました。
    • DS-IPVは、いつどこで使えますか?
      たとえば、一般的な問診の場面などで、DV被害が疑われるときや、 本人や家族などから訴えがあったとき、病院、市町村保健センター、 警察、配偶者暴力相談支援センターなどの相談機関で使えます。
  • DS-IPVの利用について
    • DS-IPVの具体的な使い方を教えてください。
      DS-IPV質問紙の質問項目(1~22)に回答し、回答された 「ほとんどない(1点)」~「ほとんどいつもある(4点)」 の数字を得点化して合計得点を算出します。
      それを回答項目数で割り、平均得点を算出します。
      平均2.4点以上は「DV被害あり」と評価します(暫定カットオフ値)。
    • DS-IPV質問紙は全問必答ですか?
      全項目回答必須ではありません。
      ただし、答えに迷われた場合は、不明と せず、もっとも近いと思うものを選んでください。また、回答の途中であっ ても辞退することができます。
    • DS-IPV質問紙は、どこから入手できますか?
      >本ホームページ、左横の「質問紙」をクリック
      >日本語版-ダウンロードまたは、>English Version-Download
      より入手可能です。
  • DS-IPVの利用後について
    • DS-IPV利用後は、どのようにしたらよいですか?
      パートナー間の関係に不安がある場合、支援機関等に一度ご相談をお願いします。
      特にDS-IPVにて平均点2.4点以上であった場合、なるべく早めに支援機関等にご相談をお願いします。
      支援機関については、
      本ホームページ>関連記事
      にて、各支援機関の連絡先を掲載しておりますので、ご相談の際は参照ください。
      また、
      本ホームページ>お問い合わせ
      にてご相談も受け付けております。